殺法中級 応用問題⑦

この記事では、殺法紹介④で解説した「二鬼拍門」「側面虎」「双将殺」「対面笑」の殺法応用問題とその解答・解説を掲載しています。

問題は7手詰め3問と11手詰め1問の計4題です。

中にはやや難しい手もありますが、基本の殺法を意識しながら頑張って解いてみてください!

問題㉑

7手詰め

問題㉑の解答

  1. 兵四平五 士4進5
  2. 砲九進八 士5退4
  3. 車六進一 将5進1
  4. 車六退一 (紅勝)

紅は兵と車が二鬼拍門の良い位置にいますが、これだけでは詰ませれないので左端の砲を上手く組み合わせる必要があります。

2回合(3手目)の砲九進八がポイントで、もし象3進1なら車六進一で即詰みとなります。

実戦でもよく出てくる基本形なので、ぜひ覚えておきましょう。

問題㉒

11手詰め

問題㉒の解答

  1. 兵四進一 将5進1
  2. 車七退一 将5進1
  3. 馬一進三 将5平4
  4. 馬三退五 将4平5
  5. 馬五進七 将5平4
  6. 車七平六 (紅勝)

2回合(3手目)の車七退一がポイントで、将を3段目まで引っ張りだすことによって紅は馬でジャンがかけれるようになります。

その後は帥の利きを生かすために馬を左の側面虎の位置に移動させ、馬と車の見事な詰め上がりです。

問題㉓

7手詰め

問題㉓の解答

  1. 馬四進六 将5平4
  2. 砲九平六 卒3平4
  3. 車四進五 士5退6
  4. 馬六進四 (紅勝)

2回合まではすぐに考えつくと思いますが、ここで行き詰まった人が多いのではないでしょうか。

3回合(5手目)で車四進五とただで車を捨てるのが思いつきにくい絶妙手で、取らずに将4進1だと兵七進一の即詰み。

取るのが自然ですが、馬六進四が馬と砲の両方でのジャンとなり、一度にどちらも受ける手がないため見事な双将殺となります。

問題㉔

7手詰め

問題㉔の解答

  1. 砲五平四 士5進6
  2. 兵四平三 士6退5
  3. 馬六進四 将6進1
  4. 兵三平四 (紅勝)

3回合(5手目)の馬六進四と馬を捨てるのが最大のポイント。

馬は紅の限られた戦力の中でも特に重要な駒で一見捨てるのは考えづらいですが、馬後砲の形になるときの馬捨ては部分的によくあるテクニック。

黒は将で取るしかないですが、3段目まで出てきてしまったので兵三平四の単純なジャンが受けれず詰みとなります。

最終的に紅は帥と兵と砲しかいませんが、対面笑を生かして非常にシャンチーらしい詰め上がりとなりましたね。

なお馬が将6平5を防いでいるので、2回合での兵の動きは兵四平五でも大丈夫です。

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