どうしたら正確な脳内シャンチー盤が作れるのだろう?

自分の脳内シャンチー盤

先日なにげなく将棋の羽生さんについて書かれている本を読みました。

羽生さんと言えば、言わずと知れた将棋界のスーパースターです。

色々書かれていて「へえ~」と思いながら読んだのですが、その中で印象に残ったのが羽生さんの脳内将棋盤について。

そこに書いてあったことを自分なりに簡単に要約すると、「羽生さんが他の人にはない何か特殊な能力を持っているかは分からない(多分持ってない)が、他の棋士に比べても極めてクリアな脳内将棋盤を持っているのは確か」というようなことでした。

テレビでプロ棋士が目隠し将棋(盤駒を使わず棋譜を読み上げて戦う)をやっているのを見たことがありましたし、そのこと自体は特段驚くようなことではありませんでした。

プロ棋士なら恐らく全員が頭の中に相当しっかりとした脳内将棋盤があるでしょうし、アマでもかなり強豪の方なら目隠し将棋もできるでしょう。

ただ天才があつまるプロ棋士の世界でも実力の差がつく要素の一つに、脳内将棋盤の正確性があるんだなと非常に印象に残りました。

そんな時、ふと自分に置き換えて自分の脳内シャンチー盤はどれくらいのレベルかなと考えたのですが、想像以上にしょぼいことに気づきがっかりしました。

ネットでいくつか適当に棋譜を探して脳内で再生してみたのですが、だいたい5回合(10手)くらいで局面がぼやけだし、10回合(20手)くらいでわからなくなります。

詳しく知っている布局だともう少し先まで行けるのですが、それでも20回合(40手)くらいが限界です。

ただこれはあくまで棋譜を脳内で再生しているだけであって、具体的に色々な指し手を検討しているわけではありません。

もし目隠しシャンチーをしようと試みたら、恐らくあっという間に反則負けで終わってしまうレベルです。

取った駒を使えない分シャンチーのほうが将棋よりもやりやすいはずなので、これは情けないですね。

このことをもとに少し振り返ってみると、自分は対局の際に時間をたくさん使うタイプ(良く言えば長考派)なのですが、必ずしも深く読んでいるわけでなく同じ順を繰り返し何度も読んでいることが多いことに気づきました。

それはやはり脳内シャンチー盤が不鮮明なため、1回で自信を持って良い悪いの結論が出せないからだと思います。

何度か繰り返し同じ手順を読むことで、やっとある程度正確な先の局面がイメージできるといった感じです。

そう考えると、脳内シャンチー盤の精度を上げることはシャンチーの棋力向上に直結するんだなと思い、今まで意識していなかった脳内シャンチー盤に対し俄然興味が沸いてきました。

なのでこの記事では、脳内シャンチー盤についてあれこれ考えてみたいと思います。

ちなみに以前シャンチーのトッププロが目隠しシャンチーで20面以上同時に指したという記事を読んだことあります。

こっちは1面でも指せないというのに、同時に20面とかヤバイですよね。

一体頭のなかどうなっていることやら・・・

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正確な脳内シャンチー盤の利点

正確な脳内シャンチー盤を手に入れた際の一番の利点は、なんといっても読みが正確になることでしょう。

数手進んだ先の局面を正確にイメージできれば、読み間違いや読み落としもかなり減るのは間違いないです。

またそうなれば読みの正確性だけでなく、読みの深さも当然変わってきます。

さらに同じ手順を繰り返し読むことが減るため、持ち時間の減りも遅くなるでしょう。

そう考えると、やはり「脳内シャンチー盤の正確性=シャンチーの棋力」という感じがしてきますね。

加えて、手元に盤駒がなくても気になった局面を考えられるというのも、正確な脳内シャンチー盤のメリットです。

出先でのちょっとした合間の時間なども積み重なると結構な時間になるので、地味ではありますが大きなメリットですね。

そういえば羽生さんが車を運転しない理由も、運転中に将棋のことを思い出して脳内で考え出すと危険だからという話を聞いたことがあります。

なんだか非常に次元が高過ぎる話なんですが、トップレベルの人はみんなそうなんでしょうかね?

シャンチーのプロにも機会があったら聞いてみたいです。

少し脱線しましたが、正確な脳内シャンチー盤を作れれば良いことずくめですね。

それでは次に、どうすればそれが作れるのかを考えてみたいと思います。

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脳内シャンチー盤の作り方

恐らく脳内シャンチー盤や脳内将棋盤がある人のほとんどは、それを作ろうと思って作れたのではなく、長い時間向き合って棋力が向上するなかで自然と身についたんだと思います。

もちろんそれが理想なのですが、それだけでは何の参考にもならない(話が終わってしまう)ので、試しに検索エンジンで「脳内将棋盤 作り方」と検索してみました。

すると予想外に多くの記事がヒットしてビックリ!

個人的には1、2個ヒットするかなぐらいの軽い気持ちで検索したですが、想像以上に脳内将棋盤について関心を持っている方が多そうです。

一通り作り方についての記事を読んだところ、そこには概ね以下のような方法が書かれていました。

①残像トレーニングで頭の中に盤をインストールする。

②駒を動かすイメージをする。

③定跡を覚えて脳内で再生する練習をする。

①の残像トレーニングが一番謎だと思いますが、これは初期配置の状態の盤面を目の前に用意して、「一瞬目を開けて記憶し、すぐに目をつぶる」という一連の動作を繰り返す手法だそうです。

そして頭の中で盤面が鮮明に浮かび上がるようになったら、②でその盤面が動くイメージを少しずつします。

それもある程度できるようになったら、最後に定跡を覚えて脳内で再生する練習を繰り返して完成です。

文字にすると意外と簡単そうなんですが、果たして本当にこれで正確な脳内シャンチー盤が作れるのでしょうか?

またこの他にも、「盤面が狭めの詰め将棋(4×4など)を記憶して見ずに解く」というのもありましたが、シャンチーの殺法問題の場合は帥や将が攻め駒の役割を果たすことも多いので、ちょっと応用が難しいかな思いました。

ただわりとシンプルな配置の問題であれば頭の中ですぐに覚えられますし、これも良い練習になりそうです。

自分も作りたい!

今まで正確な脳内シャンチー盤は、プロや相当な強豪アマのみの特権みたいなものだと思っていました。

ただ先ほどの作り方の流れを見る限り、ある程度のベースがある人であれば誰でも作れそうな気がしてきますよね。

ということで、私も実際にこの作り方を参考に正確な脳内シャンチー盤を作ることにチャレンジしようと思います!

もちろんある程度のベースがどの程度か分からないですし、仮に可能だとしてもどれくらいの時間がかかるか想像もできません。

またそれを試みる中で棋力がどのくらい上昇するのか、または特に変わらないのかも非常に興味があるところです。

この挑戦は失敗しても損はないですし、自分を使ったある種の実験ですね。

最終目標は

・50回合(100手以内)の棋譜であれば、最後まで脳内で再生できるようになること。

・目隠しシャンチーで反則をせず最後までまともな内容で指し続けられること

に設定しようと思います(高すぎるかも)。

今まで日本人プレイヤーの目隠しシャンチーについては聞いたことがないのですが、すでにできるプレイヤーの方はいるのかな?

どうなるかは全く想像できませんが、良くも悪くもある程度結果が出たなと感じたらまた記事にする予定です。

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