殺法とは?
殺法(さっぽう)とは、相手の王様を詰みに導くテクニックのことを言います。
「殺す方法」と書くので非常におどろおどろしいですが、シャンチーは先に相手の王様を詰ますと勝ちになるゲームなので、このテクニックは非常に重要です。
いくら駒得をしたりして局面が優勢でも、詰まし方を知らないと勝ちにつなげることができませんからね。
殺法は将棋の詰め将棋と似ていて、ジャンをかけ続けながら相手を追い詰めるものが基本です。
ただ中国の殺法の本などを読んでいると、必ずしもジャンではなく「殺(詰めろ)」など他の手を指しているときもあり、考えていて時々拍子抜けすることがあります。
なので当サイトでは、もしジャンをかけない手がある時には事前に分かりやすく表記していこうと思っています。
殺法を覚えよう!
殺法が何かが分かったら、今度は殺法を覚えてみましょう!
シャンチーの殺法にはある程度パターンがあり、有名なものには名前が付いています。
この名前の付いた殺法は非常に重要なので、しっかりと覚えていきましょう。
覚えるときはパズル感覚でどうやったら詰むのか考えるのがいいと思います。
殺法の形とパターンさえ分かれば、名前まで覚える必要はないですよ。
どの駒の組み合わせだとどんな詰みの形が出来るかが頭に入っているだけで、シャンチーの勝率が大きく上がることは間違いなしです!
殺法記事の構成
最後に、当サイトの殺法記事の構成についてお話します。
当サイトでは、殺法記事を難易度別に「殺法入門」「殺法初級」「殺法中級」「殺法上級」と分けて投稿する予定です。
まず「殺法入門」では、名前の付いた主な殺法の基本的な形を解説します。
つぎに「殺法初級」では、「殺法入門」で解説した殺法を応用した練習問題(1手から5手詰め)を掲載します。
さらに「殺法中級」では、初級より難しい練習問題(7手詰め以上)を掲載します。
最後に「殺法上級」では、殺法の種類に関係なくかなりレベルの高い難しい殺法問題を掲載します。
シャンチーをこれから勉強する方は、ぜひ「殺法初級」までは頑張って解けるようになっていただきたいです!
ここまで理解しておけば、実戦でもしっかり相手を詰ますことができるでしょう。
「殺法上級」はシャンチー上級者向けのチャレンジ問題なので、解けなくても落ち込む必要は全くありません。
かなり解きがいのある問題だと思うので、腕に覚えがある方の挑戦をお待ちしています!