シャンチーとは?
シャンチーは中国やベトナムを中心に楽しまれているボードゲームです。
漢字表記(中国語)では「象棋」や「中国象棋」と書かれますが、日本ではカタカナで「シャンチー」と表記されます。
2人対戦用のゲームで、見た目もルールも日本の将棋に近く「中国版将棋」とイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
今でも中国に行くと、公園や街角でシャンチーを楽しんでいる人たちに出会えますよ。
ただ取った駒が使えなかったり、和(引き分け)があったりと、似てはいますが日本の将棋とは全く別のゲームです。
そのためシャンチーにはシャンチー独特の面白さがあり、多くの人を魅了しています。
実力勝負!運は関係ない!
シャンチーは囲碁や将棋と同じく、運の要素が全くない完全実力勝負の頭脳ゲームです。
頭脳ゲームと言うと難しく感じるかもしれませんが、実際には子どもからお年寄りまで誰もが楽しめるゲームなのでご安心を。
実力次第では小さな子どもが大人を倒してしまうということも普通に起きるのがシャンチーの魅力の一つです。
またそのため多くのプレイヤーが強くなろうと日々研究をしており、中でも本場中国では専業のプロ棋士や各地にプロチームが存在するほど人気のある頭脳ゲームです。
日本でやってる人いるの?
ここまで読んで「シャンチーってゲームがあるのは分かったけど、日本でやってる人いるの?」と思われた方もいるかもしれません。
確かに日本で生活していてシャンチーに出会うことは中々ないですし、周りにやっている人も聞かないですよね。
ただ日本にもシャンチーの文化はあり、「日本シャンチー協会」を中心に毎年大会が開催されています。
中には国際大会に出場するほど熱心に研究しているプレイヤーもいるほどです。
日本シャンチー協会のHPには、国内外の大会の様子やイベントの情報等が載っているので、興味を持たれた方はぜひ一度ご覧になってみてください!